わたしたちがよく目にするテレビや映画、そしてSNSの多くにはCG技術が使用されるようになりました。こうしたCGを制作するのがCGクリエイターですが、具体的にどんな仕事をするのでしょうか。
CGクリエイターは専用のソフトを活用してCGを作製します。通常の絵画とは異なりCG制作には様々な工程が含まれるところが特徴です。例えばCGクリエイターの1種である「モデラー」は、CGの形状や色や質感などをデザインします。モデラーがデザインしたCGに動きを付けるのが「CGアニメーター」です。そして「エフェクトアーティスト」がCGの特徴とも言えるような特殊効果を付けます。
わたしたちの生活でCG画像を見ない場所は無いと言っても良いほど、CGクリエイターの活躍するフィールドは多岐にわたっています。その中でも特にCGクリエイターが活躍しているのはゲーム業界です。スマホのゲームや家庭用ゲーム機でプレイできるゲームなど、ゲームでは登場するキャラクターや背景デザイン、特殊効果など至る所でCGが駆使されています。
同様にCGが駆使されているものに映画やアニメがあります。CGを中心としたアニメーションも増えていますし、映画の中でCGが利用されることもたくさんあります。
さらに広告業界でもCG技術は活用されており、テレビ広告はもちろんWEB広告や街中のスクリーンに映し出される広告などにも用いられています。
CGを活用すれば、撮影コストを削減することができたり、現実には不可能な画像を作り上げることが可能になります。今後もCGの活用は活発になっていくでしょう。